2022/03/04 08:55
手ぬぐいは、昔から暮らしのあらゆる分野で活躍する万能選手でした。
手ぬぐいの用途は、こちらからどうぞ!
私たちが商品化した手ぬぐいは、注染染めを基本としております。
注染(ちゅうせん)について
注染は、その名の通り重ねた生地の上から染料を注ぎ染める、伝統的な技法です。
使用する染料の違いで、手捺染に比べると色の耐久性が低く、色落ちすることがあります。
また、生地を重ねて染めるため、1枚1枚の柄や色合いに若干のズレがでることもあります。
しかし、それが染物らしい味として親しまれています。
注染の味わい
注染の最大の特徴は、生地の表裏が関係なく染められるところと、グラデーションが可能というところです。
用途や好みで、裏面も同じように染める必要がある場合は、注染をおすすめしています。
注染は、明治時代に開発された昔ながらの伝統的な染色方法です。
色が光や洗濯に弱かったり、色のにじみがあったり、1枚1枚の柄にズレが出たりします。
その仕上がりの曖昧さが注染「手ぬぐい」の味になります。
(私たちが製造をお願いしている浅草、「染めの安坊」様より引用させていただいています。